コーヒー豆の自家焙煎について最低限知っておくべき5つのこと

自家焙煎コーヒー豆

  

店主
店主

コーヒーの風味を左右する「焙煎」について、基礎知識や基本的な

方法をご紹介します。

  

店主の妻
店主の妻

自家焙煎について分かりやすく説明します。

 

挑戦してみたい方は、是非、参考にしてみて下さい。

記事の後半では、小さなコーヒー屋さんのオススメコーヒー豆

ご紹介します❕

 

焙煎はコーヒーの風味を決定づける、大事な作業

 

コーヒーを美味しく味わうためには、「焙煎」は欠かせません。

同じコーヒーの銘柄でも、焙煎度合いにより

  • 酸味が強くなったり
  • 苦みが増したり

と、飲み心地が様々に変化します。

 

なので、「焙煎」はコーヒーの風味を決定づける作業として、

重要なポイントと言えます。

 

焙煎とは・・・

コーヒーの原料となる「生豆」(なままめ)を煎り、熱や

圧力を加えることです。

 

「ロースト」とも呼ばれています。

生豆は元々、白っぽい薄黄緑色をしていて、この状態では、

味に深みがありません。

 

焙煎することで味に深みが増し、酸味や苦みが出てくるのです。

 

酸味や苦みの強さは、焙煎度合いによる

同じコーヒーの銘柄でも、お店ごとに味が違うのは、

焙煎の深度が異なるためです。

 

一般的に、焙煎が

  • 浅ければ、酸味が強い
  • 深ければ、苦みが強い

ものです。

 

 

コーヒー豆の焙煎時間、焙煎度合いについて

 

焙煎の度合いは大まかに

  • 浅煎り
  • 中煎り
  • 中深煎り
  • 深煎り

に分かれていて、更に細かく8段階に分類されています

 

短時間で仕上げれば浅煎りに、じっくりと煎れば深煎りになります。

浅く煎ったもの
  • 色は薄い
  • フルーティーな酸味が魅力
  • 短時間で均一に焙煎の必要があり、難易度が高い

 

深く煎ったもの
  • 豆は、黒に近い状態
  • 苦みや濃厚さが増す
  • 焙煎し過ぎると焦げてしまうため、注意が必要

  

コーヒー豆の基本的な焙煎方法

コーヒー豆を焙煎する際は、「焙煎機」を使うのが一般的です。

回転させて、焙煎するシリンダータイプが良く用いられます。

 

シリンダータイプは大まかに分けると

  • 直火式
  • 半熱風式
  • 熱風式

の3種類になります。

 

直火式は、豆に直接火を当てる方法で、半熱風式と熱風式は、

熱風を利用して煎るのが特徴です。

 

どのタイプを導入するかにより、味は様々に変化します。

 

自宅で手軽にコーヒーを焙煎する方法

 

煎りたてのコーヒーを楽しみたい方は、自家焙煎するのが一番!

家庭用の焙煎機もありますが、初期費用がかかるため、

ややハードルが高めです。

 

当店愛用の品

KAKACOO コーヒーロースター コーヒー焙煎機 小型業務用 家庭用 焙煎器 透明直火式 110V

 

より手軽に行えるよう、ここでは手網を使う方法をご紹介します。

 

 

必要な物

  • コーヒーの生豆
  • 手網
  • ドライヤー、うちわやサーキュレーター
  • 軍手
  • ガスコンロ
  • ザル

 

手順

  • 手網にコーヒーの生豆を入れて、蓋をする。
  • コンロを中火にし、高さ10~15㎝のところで手網を振る。(軍手着用)
  • 10分で「ハゼ」浅煎り~中煎りになったという事。
  • 更に5分ほどすると、中煎り程度になる。
  • 好みの加減に焙煎したら、火から下ろす。
  • 素早くザルに開ける。
  • 余熱で火が通り過ぎるのを防ぐため、ドライヤーの冷風などを当てる。
  • 粗熱が取れれば、完成❣

 

注意点・ポイント

生豆を煎ると、茶皮(ちゃふ)が剝がれて舞うため、コンロの周辺は大変なことに💦

風のない日なら、屋外で行うのも良いです。

焙煎したばかりのコーヒー豆は、ガスを含んでいるため、お湯と馴染みにくく、あっさりし過ぎた味です。

お好みで2~3日寝かせると良いでしょう。

 

手網で焙煎するメリット・デメリット

手網は安価で購入できるため、挑戦しやすいのが魅力です。

又、火が直接豆に当たるので、焙煎す度合いを

調節しやすいです。

 

デメリットは、均一に焙煎する事が難しく、ムラが出来やすいことです。

又、10分ほど振り続けるという事で、手が疲れます(^^;)

 

フライパンで焙煎する方法もある

家にある道具で焙煎を楽しみたいなら、フライパンも

おススメです。

 

均一に焙煎しやすく、加熱ムラを防げます。

但し、フライパンの伝導熱で豆が焦げやすいので、火力の

上げ過ぎには注意が必要です。

 

8の字にかき混ぜたり、フライパンを煽るような感じで、

焙煎してみて下さい。

 

 

小さなコーヒー屋さんおすすめの豆をご紹介

 

 

1.インドネシア バリ 神山ハニー 100g

1080円

 

インドネシア・バリ島の活火山、バツール山に広がる、

キンタ・マーニ高原の28指定地区で、
無農薬栽培された原種の一つであるティピカ種の樹は、
朝露に濡れた白いコーヒーの花が香りを漂わせ輝いています。

完熟した真っ赤な実を、一粒一粒優しく摘み
コーヒーの甘味成分であるミュシレージを残すパルプドナチュラルにて精製、
サンサンと輝く南国の太陽のもと、天日乾燥し、
さらにハンドピック選別を重ね、厳選されて出荷されるのが
『バリ神山ハニー』です。

バランスのとれた香味と甘味に優れており、
良質な酸味も持ち合わせています。

雑味の少ない高級豆です。

【生產地域】インドネシア バリ島 28指定地区
【標高】1,150 ~ 1,650m
【品種】ティピカ系カルティカ等5種
【精製法】パルプドナチュラル 天日乾燥

 

  

2.グアティマラ SHB 200g

1049円

●詳細情報:グアテマラ SHB
●生豆の製法:ウォッシュド
●焙煎度:深煎り

始めて飲んだ時に、
これはコーヒー?
と疑問に思いました。

それくらいキャラメル?
ブラックベリー?
そんな香りが楽しめます!!

グアテマラのナチュラルはすごい、、、

正直なところ、
好き嫌いが分かれるコーヒー
だと思いますが、気分を変えたい、
テンション上げたい。
そんな時にピッタリなコーヒーです。

あんまりコーヒーが得意じゃない!
といった方ほど、
一度ぜひ試してみてください!

 

  

エルサルバドル パカラマ温泉 SHG 豆or粉

1544円

60gでのご提供です。
グラム変更お受け致します。
お気軽にコメント下さい(^o^)

【マイルド系】
水はけのよい山地、湧き出る温泉水で精製した柔らかい味です。

ガテマラから独立した、中米一 面積の小さな国エルサルバドルの
標高1200m以上の高地で栽培さています。

コーヒー豆に携わる国家機関が設けられ、
国をあげてのその徹底した品質管理が、質の良いコーヒーを生み出しています。


香ばしいビスケットのような甘い香りが特徴です。

フレッシュで心地良い酸味と、柔らかな苦味とがバランスの良い
味わいを醸し出しています。

温暖な地で育まれた印象そのままに、口当たりが優しくスムーズです。

 

    

コーヒー豆を購入する際には、焙煎度合いをチェック

店主
店主

この様にコーヒー豆は、焙煎度合いによって味が様々。

お店で購入する際は、浅煎りかなど、チェックしてみましょう♬

そして、自分好みの1杯に出会いたい方は、自家焙煎も

おススメです。

 

 

※商品情報や販売状況は2024年、3月での情報です。

現在とは異なることが有りますので、ご了承ください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

このブログを書いている人

とばらサンイチ店主の妻
とばらサンイチ店主の妻
1975年生まれ、子育てはひと段落付き、夫と小さなコーヒー屋さんを運営。
余りお金をかけずに、副業的にコーヒー豆焙煎を楽しむ。

毎日の美味しいコーヒーに幸せを感じつつ、コーヒーの魅力をこのブログで発信中。

目標は好きなタイミングで、行きたい国へ暮らすように旅すること。

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