こだわりの美味しいコーヒーを仕入れたい・・・
飲食店や小売店の関係者で、美味しいコーヒーを探していらっしゃる方へ。
「あなたのお店に合ったコーヒー選びのコツ」をお伝えします。
この記事を読むと、コーヒーの
- 仕入れ・販売方法
- 仕入れ価格・販売価格
- オリジナルブレンド作り
- 卸売業者選び
について分かります。
この内容を知っておくだけでも、業者さんとの話し合いが
スムーズになります。
是非、ご参考に❕
コーヒー豆を仕入れるまでの流れ
先ずコーヒー豆を仕入れるまでの流れを、お伝えします。
1.販売、提供方法を確認
2.仕入れ業者さんを選ぶ
3.コーヒーの味、価格を決める
この順に始めていきましょう。
ではそれぞれ見ていきます。
①販売、提供方法を確認
コーヒーの販売、提供方法は大きく分けると次の3つになります。
- 飲食店・・・ドリンクで提供
- 小売店・・・コーヒー豆やドリップバッグで提供
- 接客業・・・サービスコーヒーやオリジナルグッズ、記念品を販売や配布
あなたのお店に合わせて、取り入れる提供方法を
考えてみましょう。
ドリンクで提供
飲食店の場合、ドリンクで提供する事を目的として、
アイスコーヒーやブレンドコーヒーを仕入れています。
ドリンクで提供すれば、利益率は高くなります。
原価率は一般的に10%と言われています。
【ハンドドリップコーヒー】
淹れ方の種類としては、ハンドドリップがおススメです。
ハンドドリップは手間はかかりますが、挽きたて&淹れたての
最高に美味しい状態を提供することが出来ます。
又、演出方法や抽出方法など、付加価値もつけやすいです。
【コーヒーマシン】
手間がかからず、提出までスムーズに進められます。
マシンの性能に左右されますが、正しく扱えば、美味しい
コーヒーを淹れることが出来ます。
【コーヒー豆を販売】
ドリンクで提供している豆を、販売することも出来ます。
ご自宅用やギフト用など、売れてくれれば客単価アップも
見込めます。
コーヒー豆やドリップバッグなどの小売販売
食料品を扱う小売店やスーパーなど、小売業の場合、
100g~500g程度まで、パックしてコーヒー豆が
売られています。
販売方法としては
- 豆のまま
- 挽き売り
- ドリップバッグ
があって、来店されるお客様のご要望に合わせて、
容量や販売方法を検討していきます。
サービスコーヒーやオリジナルグッズ、記念品を販売や配布
接客業の場合、来店されたお客様にサービスとして
提供するコーヒーや、周年祭の記念として、オリジナルブレンドを
記念品として販売・配布することがあります。
お客様とのコミュニケーションツール、満足度アップのために、
活用している事例もあります。
②仕入業者さんを選ぶ
販売、提供方法が明確になったら、
次に仕入業者を決めていきます。
コーヒー卸売業者は大きく分けて次の2つです。
- 大手コーヒー卸売業者
- 自家焙煎コーヒー豆店
このどちらかになります。
それぞれにメリット・デメリットがあります。
あなたのお店の特徴や遡及に合っているかを、
調べておくことがポイントです。
大手コーヒー卸売業者
【最大の特徴】
卸売価格は低く、大量に仕入れられる。
(1kg 1000円~2500円程度)
焙煎施設がなく、鮮度に問題がある場合も。
焙煎済みの既成のコーヒー豆を扱っている。
なので、特徴に欠けて、他店と同じコーヒーになってしまいます。
コーヒー以外にも、シロップや加工食品も一緒に
仕入れることが出来る。
【大手コーヒー卸売業者のまとめ】
価格が安いのが一番のメリット。
その分、鮮度や味のクオリティは一般的には低いと
言えるでしょう。
メニューのラインナップとして、取りあえずコーヒーが
早急に必要というなら、大手コーヒー卸売業者に
依頼するのがおススメです。
自家焙煎珈琲専門店
【最大の特徴】
品質の良い豆を提供しているが、卸値は高い。
(1kg 3500円~5000円程度)
自家焙煎のため、鮮度が良い状態で卸してくれる。
オリジナルブレンドも作ってもらえる。
【自家焙煎珈琲専門店のまとめ】
焙煎したての質の高いコーヒーを卸すため、味はとても良いけど、
卸値は高め。
理想の味があれば、再現してもらうことも可能です。
ある程度は交渉可能な場合もあるので、
「こだわりの美味しいコーヒーを提供したい」と、
いうお店にオススメです。
③コーヒーの味、価格を決める
仕入業者さんが決まったら、希望の味や卸価格を
相談していきます。
その際、以下のポイントを伝えることで、スムーズに
まとまります。
理想の味や使用用途を伝える
- 程よい苦みでさっぱりした味
- 浅煎りでフルーティーな豆
- エスプレッソに使える豆が欲しい
- ホットでもアイスでも美味しい豆が良い
- ○○の料理に合うブレンドを探している
など、希望の味やどの様なシチュエーションで使いたいかなどの、
希望を伝えることで、業者さんからは、使用する豆や、
焙煎度合いが提案されます。
希望の卸価格を伝える
- 1kgあたり○○○○円
- 1杯の原価を○○円にしたい
など、あなたのお店で提供したい価格から、計算して、
希望の価格を伝えます。
通常1杯辺りに使用するコーヒー豆の量は、10~15g
程度になります。
注文ロットや納期・支払方法を確認する
- 注文はどのくらいの量から可能か
- 注文してから納期までの日数
- 発送方法
- 支払方法
などを確認して、問題がなければ、無事にコーヒー豆の
仕入れが完了となります🎶
まとめ
以上がコーヒー豆の仕入業者さんの選び方と仕入れ方でした。
あなたがお店にコーヒーを導入したいと思った時、
是非、参考にしてみてください。
又、当店でも、飲食店や小売店、接客業のお店に
向けて、業務用のコーヒーのご相談を承っております。
小さなコーヒー屋さんではありますが、小さいことでの
強みを生かし、
- 最高級豆を使用した、こだわりのコーヒー
- 小ロット(1kg~)のオリジナルブレンド作り
- 全国に発送可能
- 焙煎したての新鮮な豆をご提供
といった感じで、あなたのお店に合わせて、味わいや卸価格など、
柔軟にオーダーメイドでご対応します。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
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2-8-21Tobarahigashi,Kasuya-machi,Kasuya-gun,Fukuoka 811-2318,JAPAN
営業時間 無人販売で毎日営業
(店に電話はございません。)
アクセス Directions JR香椎線伊賀駅徒歩5分
5min. walk from IGA station of the JR-Kashii line
このブログを書いている人
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1975年生まれ、子育てはひと段落付き、夫と小さなコーヒー屋さんを運営。
余りお金をかけずに、副業的にコーヒー豆焙煎を楽しむ。
毎日の美味しいコーヒーに幸せを感じつつ、コーヒーの魅力をこのブログで発信中。
目標は好きなタイミングで、行きたい国へ暮らすように旅すること。
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