福岡市の六本松近辺には、お洒落なカフェや喫茶店が点在しています。
護国神社は赤坂エリアになりますが、
その中でも老舗の「珈琲美美」をご紹介します。
![](https://sachicoffee.com/wp-content/uploads/2024/02/o0640048014011974738-edited.jpg)
日本の喫茶店の中でも、歴史のある喫茶店です。。
美美⇒「びみ」と読みます。
1977年、福岡市中央区今泉に創業
2009年に現店舗に移転しました。
初代マスターの森光宗男さんが韓国の空港で亡くなり、
そのあとを森光充子さんが受け継いでいます。
1947年福岡県久留米市に生まれる。1966年県立久留米高校卒業後、桑沢デザイン研究所(専門学校)入学のため、上京。ハワイ・オアフ島に半年間滞在の後、1972年東京・吉祥寺「自家焙煎もか」入店。マスターの標交紀氏に5年間師事した後、帰福。1977年12月福岡市中央区今泉に自家焙煎ホーム・コーヒー販売、ネルドリップの店「珈琲美美」を開業。1987年コーヒー産地視察のため、イエメンはバニー・マタル、ハジャラ、マナハを訪問。以来、モカコーヒーのスパイシーな香りに魅せられ、イエメン5回、エチオピア7回を始め、ケニア、インドネシア、フィリピンなどを訪れ、コーヒーのルーツをひもといた。2009年5月福岡市中央区赤坂けやき通りに移転。2012年、著書『モカに始まり』(手の間文庫)を出版。2016年には、自ら発案・監修したネルドリップ抽出器具「ネルブリューワーNELCCO(ねるっこ)」を「フジローヤル」より発売。一般家庭でも専門店に引けをとらないネルドリップの一杯を実現すべく、啓蒙活動を行う。2016年12月ネルドリップ普及セミナーの帰途、韓国の仁川空港にて倒れ、急逝。享年69。(2018年5月現在、お店は妻の充子さんが引き継いで営業中)
新潮社
韓国ではセミナーを行った帰りに亡くなっていて、韓国にも縁深かった森光氏。
その関係からか、今でも多くの韓国人観光客が、お店を訪れています。
ブレンドコーヒーのラインナップ
ブレンドコーヒーには、それぞれ面白い名前が付いていましたよ。
- a・・・淡味(たんみ)ブラジルベース13g
- b・・・中味(ちゅうみ)ハラール・モカベース20g
- c・・・濃味(のうみ)マンデリンベース25g
- d・・・吟味(ぎんみ)マンデリンベース30g
濃くなるごとに豆の量が増えていきます。
アメリカンは無いので、淡味をオススメという事です。
珈琲美美のストレートコーヒーのラインナップ
イエメンやエチオピアなど、足を運ばれているだけあって、
稀少な豆がズラリ。
- ムニール・モカ
- ハラール・モカ
- ブラジル
- グアテマラ
- マンデリン
- イルガチェフェ・モカ
他にも濃いデミタスコーヒーというのもあって、
どれを飲もうか迷うところ…
濃いデミタスコーヒーなどは、1100円位。
ブレンドは600円からとなっています。
![](https://sachicoffee.com/wp-content/uploads/2024/02/d7e1cba8-e74b-11ed-8f74-06f1f1f9355e.orig_-edited.jpg)
ブランデーを含ませた、フルーツケーキ💟
しっかり抽出された、コーヒーと相性抜群です。
歴史ある佇まいで、レトロな世界にタイムスリップ出来る
喫茶店です。
珈琲美美へのアクセス
- 福岡市営地下鉄「六本松駅」徒歩11分
- 西鉄バス「護国神社前」徒歩4分
このブログを書いている人
![とばらサンイチ店主の妻](https://sachicoffee.com/wp-content/uploads/2023/07/brigitte-tohm-lbdNTcejZQs-unsplash-scaled.jpg)
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1975年生まれ、子育てはひと段落付き、夫と小さなコーヒー屋さんを運営。
余りお金をかけずに、副業的にコーヒー豆焙煎を楽しむ。
毎日の美味しいコーヒーに幸せを感じつつ、コーヒーの魅力をこのブログで発信中。
目標は好きなタイミングで、行きたい国へ暮らすように旅すること。
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