名古屋生まれで名古屋育ちの私は、物心ついた頃から身近に喫茶店がありました。
日曜の朝は毎週のように家族で、モーニングしに行ったし、ゆっくり話し込みたいときには、お気に入りの喫茶店に連れ立ったり・・・
そして我が夫は、自分でコーヒー豆を焙煎するのが趣味。
夫婦で喫茶店経営も考えた時期もありましたが、資金が掛からない、コーヒー豆を売るという商売に次第に惹かれるようになってきました。
夫が自家焙煎の技術が上がってきたこともあり、開業したい気持ちが強まってきました。
カフェを開店するには、資金が必要
当たり前なのですが、どんなお店でも開店するには、それなりの資金が必要です。
銀行からお金を借りて返済計画を立てて、事業を軌道に乗せて・・・
この方法を取っている方がほとんどかと思いますが、私達には響きませんでした。
無理をして大きなお金を掛けたくなかった。
小さなところからコツコツ楽しく始めるのが、うちには合っているようです 笑
自分で焙煎したコーヒー豆は格別
夫が初めて焙煎したコーヒー。
多分焼き不足のため、豆の味がする。
ナッツのような?
若い豆の味がする?
なんて表現していましたが、それでも何だか安心感があって、美味しかったんですよね♪
誰が作ったかという安心感って、そのまま美味しさに繋がるんですね。
あれから3年の月日が流れました。
ずっと自家焙煎を続けてきています。
今では、スーパーではコーヒーを買いません。
スーパーで買った豆は、いつ焙煎したものか分からなく、淹れれば濁っています。
夫が焙煎したコーヒーはすっきりと濁りはありません。
好きを活かして、カフェへの就職
夫の話です。
福岡へ引っ越してきて、どこで働こうかと求職していた時期に、たまたま茅乃舎のカフェの募集を見つけました。
茅乃舎といえば今や知らない人は居ないのじゃないかというほどの、大人気の醤油屋さんです。
そう、しょうゆやさんなんです。
元々・・・
今はすっかり出汁が有名になってしまいましたが。
先生から習いながら
茅乃舎のカフェには週に一度ほど、有名なおじいちゃんバリスタがいらっしゃって、従業員にコーヒーの煎れ方を伝授してくれます。
そこで夫は、色々と習うことが出来たようです。
白いシャツに黒のパンツ、蝶ネクタイがカフェの店員らしく、カッコイイ!
好きだから仕事にできて喜んでいた夫でしたが、少し窮屈さも覚えたようでした。
おじいちゃんバリスタに物申す
ことはしていませんが 笑
窮屈なことはというと、お湯を沸かすのはIHだったそうです。
お湯はガスで沸かした方がコーヒーがまろやかになって、美味しいと言うことが分かっている夫にとっては、
???
だったかも知れません。
炭焼きのコーヒー豆を仕入れしていたようですが、焙煎したてではなく、いつの物か分からない。
こだわりすぎれば、大企業では売っていかれないのかも知れませんがね 汗
今はカフェから離れ
2〜3ヶ月カフェの勤務をし、今は違う部署へ。
窮屈さから開放されて良かったね 笑
部署が変わったって、焙煎はし続け、あぁでもないこうでもないと、日々試行錯誤しています。
やはり一番大事なのは、煎れ方もそうですが、豆の新鮮さということがわかってきました。
コーヒー豆って生鮮食品なんです。
生き物です。本当に。
時間が経てば経つほど味が落ちてきます。
腐っているわけではないので飲めるには飲めますよ。
ただ、お砂糖やミルクを足さなければ厳しくなってくるかと思います。
スーパーで売られているコーヒー豆は、賞味期限約1年となっていますね。
味は悪くなっています。
間違いなく・・・
フリマアプリでは売った経験あり
段々と美味しさが増してきて、焙煎の作業も進化してきて、少しですが売れた経験もあります。
メルカリさんです 笑
自家焙煎豆の出品も色んな方が出されていますよ。
夫が5件位、私は1件売ることが出来ました 笑
さすがはメルカリさん。
買ってくださるお客様いらっしゃいます。
もうちょっと進化して、やはり実店舗でも売ってみたい!
来月フリーマーケットに初出店してみようと計画中です。
楽しみでワクワクしてきます。
今は
- 100g入の豆と粉の袋入りタイプ
- 一杯立てで煎れられるドリップ式タイプ
とドリップ式タイプも新たに挑戦しています。
まとめ
- 資金がたくさん必要なカフェ開業より、コーヒー豆屋さんを目指す
- 自家焙煎したコーヒー豆は特別な味わい
- カフェにてプチ修行済み
- コーヒーの美味しさを味わうには、感覚が大事
- フリーマーケット出店を目指す
以上となります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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